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2025/07/22 18:03


ルボアフィトテラピースクール主催のパリ研修に参加しました。


1日目はパリ第13医学大学 ベルナール・シュムニー教授による「ホメオパシー」の講義。


【ベルナール・シュムニー教授】

医師、植物療法士、ホメオパス パリ第13医学大学・植物療法教授、教育責任者


【ホメオパシーとは?】

→「似たものが似たものを癒す」という考えに基づいて、植物・鉱物・動物などの素材をとても薄く(超微量に)希釈・振とうして作ったレメディ(砂糖玉や液体)を使い、体や心のバランスを整えるケア方法です。

有効成分は理論上はほぼ含まれないレベルまで薄めるが、強く叩くように振る(=振とう)ことで、エネルギーや情報が水に転写されると考えられています。


【今回の講座で教わった使い方の例】

・ケガや打撲、筋肉の疲労

→ Arnica montana(アルニカ・モンタナ)
・激しい喉の渇きを伴う発熱、更年期のほてり

→ Belladonna (ベラドンナ)
・感情の乱れ(苛立ちやすい)、痙攣性の大腸炎、月経痛

→Chamomile Vulgaris (カモミラ・ブガリス

)

・悲しみ、憂鬱な気分、イライラ

→Ignatia amara (イグナチア・アマラ)


【こんな特徴がある】

・自然素材由来で、体にやさしい
・副作用が少ないとされる
・赤ちゃんや妊婦さん、高齢者、ペットにも使われることがある
・自分で選んでケアできるセルフメディケーションの一つ



【類似の原理って一体なに?】

→医学の父ヒポクラテスは医学から魔術的及び宗教的な信念を取り除き、観察、合理的、倫理的、科学的な医学に発展させた。


ヒポクラテスによる2つの治療法

①反対の原理

「反対のものが反対のものを癒す」

例:熱には冷却、痛みには鎮痛剤、炎症には抗炎症剤など


②類似の原理

「類似のものが類似のものを癒す」

例:腫れにはミツバチ、

→サミュエル・ハーネマンによって研究が進み、ホメオパシーが誕生した



【ホメオパシーの原材料は主に3つ】

①植物界

植物由来の物質が最も多く、約1500種類のホメオパシー薬が植物を原料としてる

→アルニカ、カモミーラ、ベラドンナなど

②動物界

→ミツバチ、アカアリ、カイガラムシ、毒蛇の毒など

③鉱物界

→海塩、カキの殻の真珠層、シリカ、石油など



【ホメオパシーの製造方法】

① 抽出(ちゅうしゅつ)

植物・鉱物・動物などの自然素材をアルコールなどに浸して、母液(マザーチンクチャー)を作ります。これがすべてのレメディの元になります。


② 希釈(ひしゃく)

母液を水やアルコールで何十倍〜何百万倍に薄めます。一般的には「C(100倍)」や「X(10倍)」などの単位で表されます。


③ 振とう(しんとう)

薄めた液体を**強く叩くように振る(=振とう)ことで、エネルギーや情報が水に転写されると考えられています。
この「希釈+振とう」を何度も繰り返すのが特徴です。


④ 仕上げ

最終的な希釈液を砂糖玉に染み込ませて乾燥させると、一般的なホメオパシーのレメディ(白い粒)が完成します。液体タイプやスプレー型のレメディもあります。









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